月: 2013年5月
子ども村初夏
かわら版にも書きましたが、子ども村は今、まさに緑に染まっているという感じです。
厳しかった冬を超えてきたから余計に感じるのかもしれませんが、今年は特に新緑が輝いて見えます。新潟や岩手にいた時も感じたはずなんですが・・・年のせいでしょうかねえ?。
白樺、櫻、落葉松、コナラ・ミズナラ・クヌギetc.etc.木の種類によって芽吹きの時期や葉の色が違い、同じ木でも、芽吹きから新緑、そして深緑へと色が変わっていきます。まさに自然の妙、山里に暮らす幸せを感じる一時であります。
なんせここ、我が舎と隣の家、ほとんど主がやってこない別荘のほかは、二件の畑と放棄された棚田と畑跡、そして森林しかないんですから、「緑に染まりそう」というのも想像できるでしょ。
様々な種類の鳥達もいて♪朝は鳥になって~♪誰かさんが目覚めさせてくれるのですが、なんとも心地よい朝であります。
ここの所キセキレイが頻繁にやってきて、目の前の物干し竿や「小鳥用ツリーハウス」の枝にとまって、綺麗な声でしきりにさえずっています。
新緑を背景にさえずる姿は、なかなか凛々しいものがあります。“よっレイちゃん、NICE VOICE!”なんてね。
この時期は、北アルプスの残雪が織りなす「雪形」も楽しみの一つです。白馬岳の「代掻き馬」、白馬乗鞍岳の「尾長鶏」、五竜岳の「武田菱」、鹿島槍ヶ岳の「獅子と鶴」、爺ケ岳の「種まき爺さん」etc.etc.これまた自然の妙、時間のたつのも忘れて見惚れてしまいます(我が舎から歩いて40分も歩いて登ると<車で10分>後立山連峰のほとんどが見渡せる場所があるのです)。
最近、本に載っていない雪形を見つけ、「見つめ合うゴリラとイノシシ」と名付けました。そう、こんな楽しみ方もあるのです。
さて、白馬の子ども村もはや一年が経過しました。古民家をワンダーランドにするために、遊具も少しずつ増やしています。梁に架けたブランコは、朝ドラの「純と愛」にならって、二本にしました。二本目は短いので、小さい子でも乗れますよ。
土間から二階の「開かずの間」に昇る“縄梯子”も作りましたぞよ。だんだん忍者屋敷みたいになって来たなあ。それから、外のちょっと離れたところの木の枝に吊るした“白いブランコ”は、家の前の法面に立っている木の枝に吊るし変えました。
「四季の子ども村」は、まだまだ発展途上村。来るたびに変ってる子ども村に、春夏秋冬、気軽においで下さいな。
☆写真もアップしておきますので、ご覧ください。
2013.5.27